私たちについてAbout us

1959年に創業した私たちは、米や小麦、豆や砂などの粉粒体を運ぶ搬送装置（コンベヤー）に使用するプラスチック製のスクリューの羽根やバケット（※1）などのコンベヤー部品をメインに製造・販売を行ってまいりました。

企業理念である「健康な送りを創造し、世界に笑顔と感動を届ける」「常にユーザーの立場になって優れた製品を提供する」という想いを胸に、ただ部品を提供するだけではなく、時代とともに移り変わるお客様のご要望にお応えするため、搬送装置（コンベヤー）や定量供給機（※2）の開発を手掛けるなど、新しい挑戦を続けています。

大阪市平野区にある「本社・工場」「第2工場」「第3工場」の3つの拠点から、グローバルに成長している会社です。

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（※1）バケットとは？
垂直（上下）方向に粉粒体などをコンベヤーで運搬するときに、粉や粒をすくいあげて投げる容器のことです。

（※2）定量供給機とは？
決めた時間に一定の量を運ぶ（充填する）装置のことです。
粉や粒を工場で袋詰めするときなどや、調味料や改質材などを一定量にて供給する時に使います。

当社の4つの事業内容について紹介します。

（1）プラスチック製品の製造・販売
搬送装置（コンベヤー）内で使用するプラスチック製の部品を製造・販売しています。
プラスチック製のスクリュー羽根の規格製造を製造しているのは国内で唯一当社のみ。
シェアは100％です。

（2）搬送装置（コンベヤー）の企画・製造・販売
自社規格装置に加え、お客様からのご依頼を受け、各企業様向けにオリジナルの搬送装置（コンベヤー）の企画・製造・販売を行っています。

（3）定量供給機の企画・製造・販売
お客様の取り扱う商品や材料に合わせた定量供給機の企画・製造・販売を行っています。

定量供給機内でスクリューを使うと、内部の金属との摩擦や摩耗でできる異物が混入するという課題を解決するため、スクリューを使わず排出口を開閉できるリーフシャッターを自社で開発（特許出願中）。
業界や取り扱う商品を問わず、より安全・安心にご利用いただけるよう改良を続けています。

（4）関連商品の製造・販売
コンベヤーベルトにバケットを取り付けるためのボルトや、スクリューを軸シャフトに取り付けるための金具及び粒を流し落とすところで使用する透明パイプなど、関連商品の製造・販売を行っています。

全国に100社近くある協力工場とのネットワークによる充実した品揃えと、8000社近いお客様と共に培ってきたコンベヤーに関する幅広いノウハウと経験をもとに、60年以上の実績を積み重ねてきた当社。

そんな当社の製品や装置が活躍している分野は、穀物乾燥、金属加工、食品加工、製菓、製薬、化学、飲料、飼料、リサイクル、環境、畜産、水産など多岐にわたります。

「送る」ものは、米・小麦・豆などの穀物をはじめ、カット野菜やジュースの絞りカス、砂、汚泥、灰、樹脂ペレット、添加剤などさまざま。

当社の強みは、お客様にとって最適な装置の企画提案から製造、設置までトータルでできること。社内には設計担当者と製造担当者がいるため、お客様のニーズに合わせた装置の開発が可能なのです。

お客様のご希望に沿うようにカスタマイズした装置を工場に設置したときに、
「これで現場の人がラクになるわ」
「工場が明るくなったし広くなった」
「いい提案をしてくれてありがとう」
「貴社だから依頼した」
「やっぱり貴社に助けてもらってよかった」
などのお言葉をいただくときが、私たちにとって一番うれしい瞬間です。

その瞬間をもっと多く味わうべく、日本国内はもとより、海外にも進出しています。

少子高齢化が進み、労働人口の減少が避けられない日本に生きる私たち。これからは国内だけでなく、世界に目を向けていくことも大切だと考えています。

そのため、海外で開催される展示会に出展したり、ロシア・ベトナム・フィリピン・タイに現地調査や営業に行ったりと、グローバルな成長を見据えた活動を開始しています。

また、2020年8月には子会社であるグランソル株式会社を設立します。
業務内容は、ロシア語圏を対象とした通訳・翻訳、プロダクトマネジメント（マッチングビジネス、視察ツアーの企画運営、企業の営業サポート）など。

これらの業務により日本の文化や製品のPR、海外企業様や富裕層との繋がりをサポートすることは、当社の顧客探しにもつながります。関係するすべての人や企業様にとって、win-winの関係が構築できればと考えています。

どの国に行っても感じるのは、人と人とのつながりの大切さ。現地で偶然知り合った方からお客様を紹介してもらうなど、人とのご縁で当社の活動の輪が海外に広がっています。

「送る」ことに真剣に向き合っている当社。

今後は、「定数」で運んだり、今の技術では運びきれないものを運ぶ新しい技術（例えばロボットがつまんで供給していくなど）を開発していきたいと考えています。

「パーツがほしい」「バケットエレベーターがほしい」「スクリューコンベアーがほしい」とおっしゃるお客様の話を伺っているうちに、「本当はあれもこれも欲しい。大日ハンソ―でまとめてできないか？」とご相談いただく機会が増えてきました。

そこで、垂直方向と水平方向の動きを組み合わせた搬送装置の開発をはじめました。定数・定量供給機やロボットラインナップを組み合わせることができれば、入口から出口までひとつのシステムとして使っていただけるようになります。

実現すれば、お客様にお喜びいただけるだけでなく、当社としても、売上が上がり、仕事内容が面白くなります。さらに、”見える”製品となるため商品の説明がしやすくなったり、他社との差別化も図れたりとメリットも多いため、今後はそれらを積極的に開発・製造していく予定です。

これからますます大きく成長し、グローバルに拡大していく当社で、一緒に仕事をしませんか？

あなたにお会いできる日を楽しみにしています。